富士五湖地域で実現したいビジネスプランを競う「第3回富士五湖サミット」開催富士山を望む「早朝ラジオ体操」が最優秀賞
 学生のユニークなアイデアで宿泊客増加を目指す

2025年7月1日〜3日「河口湖 音楽と森の美術館」にて「第3回富士五湖サミット」が開催されました。本サミットは、「富士五湖ヤング・アーティスト・コンソーシアム」に参画する「学校法人 21世紀アカデメイア」と連携して開催されました。第3回となる今回は、「富士五湖地域の課題解決につながるビジネスプラン」をテーマに、1万名の在学生から、全国4都市(東京・名古屋・大阪・福岡)の予選を勝ち抜いた学生34名が富士五湖に集結。フィールド調査を経て、富士五湖地域で実現したいビジネスプランを発表しました。

最優秀プランは、富士山を望む「早朝ラジオ体操」

最優秀賞の栄冠に輝いたのは、富士五湖地域が抱える「訪日外国人の日帰りが多い」という課題に注目した名古屋Bチーム。彼らが提案したのは、富士山を眺めながら行う「ラジオ体操」を外国人向けの観光プログラムとして展開するというユニークなアイデアでした。

参加者は、日本の伝統的な朝の習慣であるラジオ体操を体験し、体操後には「おにぎり」と温かい味噌汁で朝食を楽しみます。朝の澄んだ空気の中で、日本文化と健康、そして富士五湖地域の魅力を同時に味わえる企画です。

このビジネスプランは、早朝の時間帯に観光の目玉をつくり、宿泊客の増加を促すことを目的としています。審査では「宿泊客の増加につながる実現性の高さ」や「モーニングエコノミー(朝の時間帯の経済活動)を活性化する視点」が高く評価されました。本プランは、地元企業や団体、富士五湖自然首都圏フォーラムと連携して、富士五湖地域での実現を目指します。

富士五湖から世界で活躍する人材を輩出する

「第四次産業革命」や「人工知能革命」によって市場、産業、社会状況が激変する現在、人材に求められる能力や、必要とされる教育が根本から変わろうとしています。21世紀アカデメイアは優れたリーダーシップを発揮し、世界で活躍する若者を富士五湖エリアでのイベントを通じて育んでいます。

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